ラスト・メッセージ

「ねぇ…章ちゃん」

「ん?」


「お願いが有るの……。
私が眠りにつくまで手を繋いでて?」


布団の袖から、手を差し出した。


「いいよ。
ずっと繋いでてやるからな。」


小さな稟の手を握りしめた。


「章ちゃんの手……大きくて、暖かいから、好き……。」


そう言って目を閉じた。