「待ってるよ。
美樹が、スゲェ男と出逢える日を…。」

「章ちゃん……。
一流の芸人になってよね?
いつか、私この人と付き合ってたんだよ…って、自慢出来る男になってよね?」

「ああ……。約束するよ。」


「章ちゃん……有難うね?私、章ちゃんと出逢えて良かったって思ってるから。本気で、好きになって良かったから。

忘れないからね?」

左手を差し出した。

俺は、その手を強く握った……。


「俺も、美樹に出逢って良かった…。」

お互い、何の曇りもない、快晴の笑顔で別れたんだ……。


有難う……美樹。

幸せになれ!