俺は、お笑い芸人として、一流として認められる為、仕事に打ち込んでいた。


稟の為にも……俺自身の為に。


やるしかない…。


稟は、少しずつ回復に向かっている。


まだ、数本の点滴に繋がれているが、流動を少しずつだが、口に入れる様になってきた。