先生、先生ってば。

遊ぼうよ。

生徒があたしに

話し掛ける。

あたしは、

今までアナタが

いなくなって

忘れていた笑顔を

いつのまにか

生徒たちに

向けていた。

うん、遊ぼう。

その時、聞こえたような

気がした。

やっぱり笑っていた方が

良いと思うよ。

確かにアナタの声。

あたしの事を

ずっと見守ってくれて

いたんだね。

ありがとう。