そんなあたしに

友達は言った。

罪は、十分

受けている。

あたしは言った。

あたしの受けた

罰は何?

友達は言った。

受けた罰は、

大切な人を

失った悲しみ。

確かにあたしは

今までずっと

泣いて過ごして来た。

アナタとの、

思い出の物を

見るたびに、

アナタを

思い出すたびに。