たわしの言葉を聞いても餃子の態度は変わらなかった。

「だって僕らは平和に生えていたのを刈り取られ、切り刻まれ、元は別だったヤツらと混ぜ合わせられていまのこのカタチにさせられたんだぞ!」

「いいじゃないか!わしは捨てられるまで変われない。
一緒になる仲間がほしい!」

「アナタに僕らの恐怖は分からない。喰われる者の気持ちはね!」

餃子の憎しみさえ感じられる言葉にたわしはうなだれた。

「それでも…」

「ん、なんです?」

「もしも生まれ替わる事ができるなら…」




「たわしは具になりたい」



どーも失礼しましたー!