「あぁー、めんどくせぇー!!!全員一気に片付ける!!!!」


俺は近くにいた部下の顔面をモロに。


そして、そのまた近くにの部下の足を蹴って転ばして、顔面を蹴った。


あと2人。


また近くの部下をハイキック。


最後は腹を膝蹴り。



「よぉし。終わった」


俺は伸びをする。


「んなッ!」


稲垣は驚きとまどっている。


「あとはお前だけだ」


伸びを終えた俺は稲垣を指差して言った。


そう言うと震えてだした。

また笑ってんのか?と思ったらいきなり土下座した。

「ゆっ、許して下さい!」

えぇ?


普通に驚いた。


No.2でしょ?コイツ。


「頼みます!」


そんなことを言ってる稲垣に俺は


「顔あげろ」


と言った。


そして顔を上げた稲垣の顔面をおもいっきり蹴った。

まさにサッカーみたく。


「ごめんな。これが石場との約束だから」


俺はそう言って部屋から出た。