さすがに6人一気に来ると、カウンターも使えない。

俺は左におもいっきり左によって避けようとする。


だが、左によった瞬間、壁が背中にあたった。


「せまッ………」


俺は結局避けられず、1人のパンチをモロ顔面に食らった。


「ハハハッ!いいざまだ!ヒトのことざ……………」

バキッ


「うるせーよ」


俺のことを殴った部下が調子のったから、アッパーをアゴに入れた。


今のは絶対痛いな。


部下を殴ったあと、俺は1人で頷いた。