「さぁて、さっきの礼をさしてもらおーか?」


腕をパキパキ鳴らす。


ちょと痛いけど。


「は?なに言ってんの?1人で勝てるわけ?」


稲垣はなんだコイツみたいな目で見ている。


確かに相手は稲垣を入れて6人くらいだ。


「いや、お前ら雑魚いし」

俺は鼻で笑いながら挑発的に言った。


思った通り、稲垣の顔が真剣になる。


「んだとぉ!!」


稲垣はそう言って指を俺に向ける。


そして、稲垣がアゴを上げると部下たちが全員殴りかかってきた。


またかよ……………


てか自分でこいよ………