■□■□■□■□■□■□■□


「あっ!電話だ!」


そう言って俺はポケットから携帯を出す。


「もしもし?え!?豪君!?」


……………………………………


「うん!わかった!探してみる!って切られた」


俺は携帯をポケットに入れて横にいる高橋をみる。


「なんだって?」


「豪君が藍稜の生徒がうろついてるあたりの入り口から合図があったときに突撃しろだって」


高橋はえ?と言う感じの顔をしている。


「なんで?」


「しらない。」


俺は少し素っ気なく答えた。