俺と奈々はそのまま喫茶店に入って、10時過ぎまで話していた。


そろそろ亮太達も起きてるだろうから帰る事にした。

奈々はそのまま家に帰るため、喫茶店の前で別れた。

喫茶店から大体15分くらいのところに病院はある。

俺が病院に入ると、既に入るとお客さんが来ていた。

俺はさっさとエレベーターに乗って、病室に向かう。


病室に着いて中を見るともう亮太と健太は起きていた。


「よう!おはよう!!」

俺は意気揚々と言う。

「よう!じゃないよ!何処行ってたんだよ!心配したじゃん!」

亮太は本気で心配してたみたいだ。

顔が怖い。


「いや、ちょっと藤崎さんと散歩に行ってただけだよ」