「ふーん。何か知らないケド襲われたわけか」


「まぁ、そんなとこかな」

橋本は俺の方を見ずに言った。


「なーんだもっとドロドロしたもんじゃなかったんだ」


俺は軽く笑いながら言った。


「そんなんだったら話さないよ」


そう言うと、橋本はあはははと笑った。


「まあな」


俺はそう言って、ふぅとため息を着いた。


「よし!大分休憩したし、もうそろそろ行こうか!」

橋本は立ち上がった。


「そーだな」


そう言って、俺も立ち上がった。