「稲垣とはね、軽く面識があったの。

でもそんなに深い関わりは無くて顔を知ってるくらい。



でね、この前学校の友達と遊びに行ってたの。


あそび終わって帰る途中、誰かが着いてきてる感じがしたから、走って逃げようとしたのね。


そしたらいきなり腕を捕まれて引き寄せられた。


そして胸を触り始めたの。

私は怖くなって後ろから抱き締めてる奴に肘鉄をして逃げた。


でもたいして聞かなかったみたいで、そのまま追ってきた。


私はそのまま走って逃げたけど、橋の下まで来たときにとうとう捕まりそうになっちゃった。


でもそこで神崎君達が来たって訳よ!」