もちろん、俺は全球ヒット勢の当たり。


「わぁー。凄ーい!」


橋本はパチパチと手を叩きながら言った。


「まぁね」


俺は軽く笑って言った。


そして橋本が座ってるベンチに座った。


「つかれたー」


俺はふぅとため息を軽くつく。


「少し休憩しよっか」


橋本はそう言うと伸びをした。



それから軽く沈黙が続く。

バッティングセンターで会話がないのは、なんか悲しい。


あまりにつまらないから話を切り出した。