「お邪魔しまーす!」


俺と橋本はほぼ同時にいった。


「母さーん。誰が来たのー?」


俺らが靴を脱いだ時、丁度どこからか亮太の声がした。


「亮太ぁー!豪君と橋本さんがお見舞いに来てくれたよー」


亮太のお母さんが叫ぶ。


「なに!!??豪君!!??」


そんなセリフが聞こえた時、ガタガタバタン!みたいな音が何回か聞こえた。


そして軽く息を切らしながら亮太が前に出てきた。


コイツどんだけ興奮してんだよ…


橋本の事気付よ…………


「豪君!!ありがとぉーーーーー!!!!」


亮太は叫びながら俺にダイブしてきた。