てくてくてく。 少年は歩く。 ぐるぐるぐる。 お腹が鳴る。 “お腹空いたな” クンクンクン すると森から良い匂い。 “甘くて美味しそう” その香りを辿って行くと、 其処には沢山のお菓子が有った。 木も土も草も水も石も。。。 全てがお菓子で出来ていた。 其処に一つの家が建っていた。 その家もお菓子だった・・・