ピーンポーン




「あれ?私…寝てた?」



時計を見るともう5時だった。





ドアを開けると朱里がカバンを持っていた。




「捺、カバン、持ってきたよ。」



「ありがと……」


「その傷、どうしたの?


化粧で隠してもわかるよ?」