えぇい! なるようになれ!!
オレは とりあえず
『うるさい』この男の霊に
麦茶を
全部使ってやった
逆さまになっても
一滴の 水分も落ちてこない
水筒を見て
ハルは… 身体を震わせた
「ヒカル………
なに やってんのよぉ!!」
ハルは オレに対する
怒り で
硬直しているようだった
ハルの 瞳は
浮かべた 涙で ギラギラしていた
先ほどまで 雲に隠れていた
月が 辺りを 少し明るくして
ハルの表情が 読みとりやすくなった
だが ハルに気を取られている場合ではない
『アイツは…?』
ハルの足下を見た
…まだ …いる…
『なんで?』
望みどーりしてやったのに なんで
まだ ハルの足首を 握っているんだ!
オレは とりあえず
『うるさい』この男の霊に
麦茶を
全部使ってやった
逆さまになっても
一滴の 水分も落ちてこない
水筒を見て
ハルは… 身体を震わせた
「ヒカル………
なに やってんのよぉ!!」
ハルは オレに対する
怒り で
硬直しているようだった
ハルの 瞳は
浮かべた 涙で ギラギラしていた
先ほどまで 雲に隠れていた
月が 辺りを 少し明るくして
ハルの表情が 読みとりやすくなった
だが ハルに気を取られている場合ではない
『アイツは…?』
ハルの足下を見た
…まだ …いる…
『なんで?』
望みどーりしてやったのに なんで
まだ ハルの足首を 握っているんだ!


