≡イコール 〜霊能力者へ 『霊視1』より~

「本当に娘さんを助けたいのでしたら

仏壇とは別に 毎日『お水上げ』をして『徳』を積みなさい


あなたには まだ『供養』させてもらうだけの『徳』がありません

あなたは『供養したいならさせてやる』と私たちにおっしゃいましたが

私たちは『供養の手伝い』をするだけで

『供養』するのは

『あなた』です!


今ならまだ間に合います

でも時期を逃せば 取り返しのつかない事になりますよ

そうなる前に出来ることは ちゃんとやって下さい


あなたはさっき

『親に出来ない事はない』

とおっしゃいましたね

でしたら『お水上げ』くらい簡単ですよね


後悔しない為にも 是非はじめてください

そうすれば 私たちにも娘さんを救う

手がかりを教えてくれる『霊』が

姿を見せてくれますから!


いいですか?山田さん!


『守る』とは


危険な事象から身体を張って『盾』になるという事ではないのです


本当に『守る』とは


『車が飛び込むところに居させないこと』

『物が落ちてくるところに居させないこと』

『危険な人に会わせないこと』

または『会っても 傷つける対象に入らせないこと』

なのです


どれも 『起きなければ』気付かない事です


しかし『何もナイ』というのは『当たり前』ではないのです


私たちは常に守られているんです

生かされているんです

『何もなく生きている』というのは

ある意味『奇跡』のような事なのですよ」


山田氏の肩は 怒りで震えていたが

水槽の金魚のように口をパクパクさせているだけで

言葉は出ないようだった