ただ 今 言えるのは
さっき居た場所から
ずいぶん 違った場所に
居る
という事だけだった
ショックで 『感覚』がよく分からない…
一つ一つ確認する
腕…手…指…
大丈夫だ…
脚…
足もちゃんとある! 動く
…大丈夫だ…
ホッとしたのも つかの間
…そうだ!…ハル!
オレの隣で 転がっている 物体…
暗くてよく分からない
でも…
ハルだ!
「ハル!!大丈夫?!」
オレは ハルを揺すった
「う…ん…」
ハルも ショックで動転しているみたいだ
「ほら、起きて!
ケガは? どっか痛いとことかない?」
ハルは モソモソ確認したようだった
「うん…、ケガ…ない… 大丈夫…」
でも実は 転倒のショックで
痛みを『感じていない』だけだった
「オレたち…どうなってんだ?」
ようやく 辺りを見回す余裕が出来た
うっすらとした 月明かりに
やっと 状況が飲み込めた
さっき居た場所から
ずいぶん 違った場所に
居る
という事だけだった
ショックで 『感覚』がよく分からない…
一つ一つ確認する
腕…手…指…
大丈夫だ…
脚…
足もちゃんとある! 動く
…大丈夫だ…
ホッとしたのも つかの間
…そうだ!…ハル!
オレの隣で 転がっている 物体…
暗くてよく分からない
でも…
ハルだ!
「ハル!!大丈夫?!」
オレは ハルを揺すった
「う…ん…」
ハルも ショックで動転しているみたいだ
「ほら、起きて!
ケガは? どっか痛いとことかない?」
ハルは モソモソ確認したようだった
「うん…、ケガ…ない… 大丈夫…」
でも実は 転倒のショックで
痛みを『感じていない』だけだった
「オレたち…どうなってんだ?」
ようやく 辺りを見回す余裕が出来た
うっすらとした 月明かりに
やっと 状況が飲み込めた


