・・何にしよう・・・・そうだ!
「僕・・ 昨日 坂本が事故に遭った時
い・・急いで病院に行ったから チャリ飛ばしすぎて
コケて… 頭打ったんです!
ほんの少し 気絶したんですけど また自分で起きて
チャリで病院まで行ったんです
昨日は 坂本の事で 気が張ってて 痛みとか
感じなかったんですけど 今朝から頭痛がヒドくて
おまけに 吐き気もして 目の焦点も合わないんです
昨日 徳村病院の先生が そういう症状が出たら
すぐに 病院へ来るように と言われていたので…」
オレは 吐き気で気持ち悪そうな 格好をした
小津は 怪訝そうな 顔でオレを見た
「お前・・・日村 先生に用事だったんじゃないのか?」
「えっ・・あ・・はい! なので 今日 日村先生に
英会話のレッスンを お願いしていたんですけど
こういう事情で 今日は出来ないと 伝えに来たんです」
小津は 少し首を傾げたが
「・・・そういう連絡は 担任の オレに 先にしろ!・・行ってこい!」
そう行って 病院に行くことを許可してくれた
そして 付け加えて こう言った
「明日 親の印鑑もらって来いよ!」
うちの学校では 欠席や早退や早引をした時は
生徒手帳に
「これこれこういう理由で早退しました 印鑑」
って形で 担任は 親が知っていることなのかどうか 確認しなければならないのだ
『非行防止』の 一貫だそうだ
オレは まんまと 小津をハメて 徳村病院へと向かった
徳村病院へ着くと すぐ オレは 2階の 坂本の病室へ向かった
また 坂本が 苦しんで唸っているのではないかと思うと
ドキドキした
あんな 苦しい声は 聞きたくなかった
坂本の病室の前に近づいたが うめき声は聞こえてこなかった
今は 薬が効いて 眠っているのだろう・・・
そう思い オレは 坂本が起きない程度に 軽くノックして
中に入ろうと 思った
その時 坂本の 病室からそう遠くない 『談話室』から
話し声が 聞こえてきた
『この声・・・』
「僕・・ 昨日 坂本が事故に遭った時
い・・急いで病院に行ったから チャリ飛ばしすぎて
コケて… 頭打ったんです!
ほんの少し 気絶したんですけど また自分で起きて
チャリで病院まで行ったんです
昨日は 坂本の事で 気が張ってて 痛みとか
感じなかったんですけど 今朝から頭痛がヒドくて
おまけに 吐き気もして 目の焦点も合わないんです
昨日 徳村病院の先生が そういう症状が出たら
すぐに 病院へ来るように と言われていたので…」
オレは 吐き気で気持ち悪そうな 格好をした
小津は 怪訝そうな 顔でオレを見た
「お前・・・日村 先生に用事だったんじゃないのか?」
「えっ・・あ・・はい! なので 今日 日村先生に
英会話のレッスンを お願いしていたんですけど
こういう事情で 今日は出来ないと 伝えに来たんです」
小津は 少し首を傾げたが
「・・・そういう連絡は 担任の オレに 先にしろ!・・行ってこい!」
そう行って 病院に行くことを許可してくれた
そして 付け加えて こう言った
「明日 親の印鑑もらって来いよ!」
うちの学校では 欠席や早退や早引をした時は
生徒手帳に
「これこれこういう理由で早退しました 印鑑」
って形で 担任は 親が知っていることなのかどうか 確認しなければならないのだ
『非行防止』の 一貫だそうだ
オレは まんまと 小津をハメて 徳村病院へと向かった
徳村病院へ着くと すぐ オレは 2階の 坂本の病室へ向かった
また 坂本が 苦しんで唸っているのではないかと思うと
ドキドキした
あんな 苦しい声は 聞きたくなかった
坂本の病室の前に近づいたが うめき声は聞こえてこなかった
今は 薬が効いて 眠っているのだろう・・・
そう思い オレは 坂本が起きない程度に 軽くノックして
中に入ろうと 思った
その時 坂本の 病室からそう遠くない 『談話室』から
話し声が 聞こえてきた
『この声・・・』


