『スマイルコート』の入り口は 一面ガラス張りで出来ており
そのガラスの扉は半分がオープンにしてあった
そこから中に入ると すぐ右手には
受付けがあり オレとあまり歳のかわらない感じの
かわいらしい女性が座っていた
正面には 生徒と先生らしき
人たちが 2組ほど それぞれ 対面で話しをしていた
生徒といっても 20代後半ほどの男性と
もう40才は越しているだろうと思われる女性だった
「こんにちわ」
受付の女性が ニコニコと挨拶をしてくれた
「・・こんにちわ」
オレは 軽く会釈した
「本日は『ご相談』ですか?」
『相談』・・・といえば 相談に間違いはない
オレは 女性に言われるがままに 頷いた
「では 担当の先生の ご予約はお済みですか?」
「はい・・」
「失礼ですが 担当の者の 名前を頂戴してよろしいですか?」
「はい・・・日村・・・先生・・・」
名前を聞いて 受付の女性は さらにニコッとした
「はい 日村でございますね え~・・・
次は1時半から・・・ あっ恐れ入ります
お名前を頂戴してよろしいでしょうか?」
名前 まだ言ってなかったっけ・・・
「奥村です」
そういうと 受付の女性は『予約表』らしきものを
ジッと見て
「ハイ・・・奥村様!お待ち致しておりました
本日1時半からですね」
と復唱すると 受付正面に掛かっている
最新の電波時計に目をやった
ピッタリ 1時半を 時計の針は指していた
そのガラスの扉は半分がオープンにしてあった
そこから中に入ると すぐ右手には
受付けがあり オレとあまり歳のかわらない感じの
かわいらしい女性が座っていた
正面には 生徒と先生らしき
人たちが 2組ほど それぞれ 対面で話しをしていた
生徒といっても 20代後半ほどの男性と
もう40才は越しているだろうと思われる女性だった
「こんにちわ」
受付の女性が ニコニコと挨拶をしてくれた
「・・こんにちわ」
オレは 軽く会釈した
「本日は『ご相談』ですか?」
『相談』・・・といえば 相談に間違いはない
オレは 女性に言われるがままに 頷いた
「では 担当の先生の ご予約はお済みですか?」
「はい・・」
「失礼ですが 担当の者の 名前を頂戴してよろしいですか?」
「はい・・・日村・・・先生・・・」
名前を聞いて 受付の女性は さらにニコッとした
「はい 日村でございますね え~・・・
次は1時半から・・・ あっ恐れ入ります
お名前を頂戴してよろしいでしょうか?」
名前 まだ言ってなかったっけ・・・
「奥村です」
そういうと 受付の女性は『予約表』らしきものを
ジッと見て
「ハイ・・・奥村様!お待ち致しておりました
本日1時半からですね」
と復唱すると 受付正面に掛かっている
最新の電波時計に目をやった
ピッタリ 1時半を 時計の針は指していた