え…うそ。










あたし?









高まった気持ちのなか
ようやく指を動かす。








「あたしも」









返信わすぐ返ってきた。





「まじで!?」







「うん」







「めっちゃ嬉しいんやけど」









「あたしも」












こーしてあたしに
初めての彼氏ができた。










そして思いきって
気になっていたことを
聞いてみた。








「これは罰ゲームじゃないよね?」






「違うで。

それに会うことが
罰ゲームだったのは
ちいが俺の
好きな人だったからだから」







俺の好きな人…




画面に写されたその言葉に
胸が高鳴っていた。