しかし、俺の考えていた事とは裏腹に、
アイツは保健室を出て少し歩くと、


「ここまででいい。じゃあ、さようなら!」


なんて言うと駆け出してすくに俺の視界から
消えて行った。


何なんだよ…お騒がせなヤツめ…


そう思ってふと足元を見ると、
生徒手帳が落っこちている。