トラ先輩の組を聞き、教室まで来た。
「あれ?あれあれ?」
「ちょっと話があるんですけど。」
「告白かぁ?」
「やっかむな!」
「何?本当に告白?」
ニヤニヤしてる先輩。
はっきり気持ち悪い。
「うぬぼれんな!ボケッ!はっきり言ってキモいから!あんたなんて好きでもないんだからね!」
はぁと思いつつ、言い切ったあたし。
口をあんぐりと開けてる先輩。カッコ悪い。
「それだけ?」
へぇ?
これでもまだダメですか!
「はっきり言いますけど、噂になるほどじゃないですからね?」
「知ってるよ?てか勘違いしてる感じかな?好きじゃないから。じゃあ彼女待ってるから行くね。」
彼女?
好きじゃない?
