僕が君を護る盾となろう

「何で入れたんですか?」

昇が夢田に聞く。

「まぁ、ギブアンドテイクって奴よ」

つまり弱みを握ってるという事か。

「ささ、颯爽と行きますか。おい、位置に付け!」

夢田が叫ぶと男達が建物の中に入っていく。

「吉田は裏口で待っててくれ。ドアが開き次第入り、302号室に居る彼女を連れて来てくれ」
「…何処に?」
「…じゃあ門の先で待っててくれ。じゃぁ行くか」

夢田が颯爽(?)と建物の中に向かう。
昇も慌てて裏口へ向かう。