僕が君を護る盾となろう

「夢田さん、まさか彼では…?」

一人の男が言う。

「まさか、君の父の名前は吉田龍一か?」
「父を知ってるんですか!?」
「…知ってるも何も俺と彼は知り合いだった」

昇が驚いた顔をする

「君の父は立派な人だった。いつも俺に言っていたよ。「この日本は誰かが変えなくてはいけない」とね」
「そうだったんですか…」

昇は父の意外な一面を知り、興味津々だった。

「彼が亡くなってから俺はブレーメンを創立した。彼の意志を継ぐ為にね」

父の意外な素顔に昇は驚く。

「さて、本題に入ろう。横山美麗は俺の知ってる人の娘でね。何とか救出をと考えてるんだよ」