【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―




昼休み――。


俺は保健室に向かった。


朝、校長に言われたことを咲哉に相談するために。


咲哉は俺より香月との付き合いは長い。


だから何かいい案を提案してくれると思ったから……。


保健室のドアを開けると、咲哉は前と同様、パソコンの前に座っていた。