【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―




どれくらい時間が経ったんだろう……。


そろそろ帰ろ!


そう思って、立ち上がった時――……。


後ろから誰かに肩をポンポンと叩かれた。


体が“ビクッ”となる。


恐る恐る振り返ると………。










せん、せ…………。










先生が笑顔で立っていた。


あの頃と変わらない笑顔。


相変わらずカッコイイ。


鼻の奥がツーンとする。


涙が出そう……。


我慢してた涙が見開いた目からあふれ出し頬を伝っていく。


5年間、1度も踏み入れることなかった公園。


でも5年振りに公園に足を踏み入れた理由……。


それがわかった気がした。