【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―





「香月?大丈夫か?」



隣にいる香月は子犬のようにガタガタ震えるていた。


香月は泣きながら頷く。



「瑞樹は……やっぱり、この子のことが好きなの?」


「星羅?いい加減にしろよ。前にも言ったろ?生徒として好きだって……」


「嘘!」


「嘘じゃない!なぁ、星羅?関係ない人まで巻き込まないでくれよ……。星羅が何をしても、俺は星羅と寄りを戻す気はないんだ……。子供じゃないんだからわかるだろ?」


「い、いや……。私は瑞樹と別れたくない……」



あぁ、もぅ!


いい加減にしてくれ!


どうやったらわかってくれるんだ。



「俺は……。星羅のことが、もう、好きじゃないんだ……」



俺はそう呟いた。


再び目を見開き俺を見る星羅。



「瑞樹……」


「だから、もう……」


「この子が悪いのよ!この子がいるから瑞樹は!」



突然、星羅が叫び出した。


そして何かブツブツ呟いている。


何言ってんだ?


星羅は何か呟きながら鞄を開けた。



―瑞樹Side end―