【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―





「何やってるんだ!」



俺は香月の隣に立った。


そこにいたのは香月と、やっぱり星羅だった。


怯えた表情で泣いている香月。


目に涙を溜めている星羅。


俺が行った時、香月も星羅もビックリした顔をした。



「瑞樹!」



と、叫んで、ベンチから立ち上がり俺に抱きつく星羅。



「何やってんだよ!お前は!」



俺は星羅を突き放す。


俺に突き放された星羅は再びベンチに座った。



「もう、いい加減にしろよ!」



俺は星羅に向かって怒鳴った。



「星羅……。頼むから……もう止めてくれよ……」


「みず、き?」



星羅は目を見開いて俺を見た。