【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―





「星羅……」



俺はポツリと呟いた。



「はぁ?どうして香月とお前の元カノが一緒にいるんだよ!」


「わかんねぇ……」



あの後ろ姿は星羅で間違いない。


別れたとは言え、同棲までしてたんだから……。


でも咲哉の言うように、どうして香月と星羅が一緒にいるんだよ。


俺の悪い予感が的中したってことか?


あれだけ気を付けてたのに……。


信号が青になり、俺は公園の脇に車を止めた。



「咲哉?俺、ちょっと行って来るわ」


「1人で大丈夫か?」


「あぁ。咲哉はここで待っててくれ」


「わかった」



俺は車から降りると、公園の中に走って行った。