【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―




途中、飲み物やおにぎりやお菓子を先生がコンビニで買って来てくれた。


先生の車が着いたとこは、前に来た展望台。


先生の車以外、他の車は止まっていない。


貸し切り状態。



「旭川の河川敷であるから、ここでも花火が見えるんだ」



そうなんだ……。



「祭りってさぁ……。花より団子で夜店が楽しいのにな。コンビニの食料でゴメンな」



私は首を左右に振った。


先生と2人で花火が見れるのが嬉しいから……。


私はそれだけで幸せだよ。