【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて―先生の声を聴かせて―




―瑞樹Side―



香月を家まで送った後、マンションに帰った。


星羅はいない。


まぁ、いつものことだから気にしてないけど。


どうせ男と遊んでんだろうな。


俺は寝室に入って、脱いだスーツをベッドの上に放り投げた。


Tシャツとジーンズに着替える。


財布と携帯とキーケースを持つとマンションを出た。


香月と待ち合わせした公園に行くために……。