「ガバッ」
「ぅゎぁぁあ!!」
はやく寝たにもかかわらず、寝坊をした紗莉。
いつも家を出る時間に起きた。
ギリギリ間に合うか?
今日は毎日の楽しみはナシ。
朝礼があるから体育館へ行かなくてはいけない。
「髪の毛結んでる暇ない!!」
十和は腰までのエクステをつけていた。
その長い髪の毛で、毎日結び方をかえて遊んでいた。
けど今日はそんな暇もない。