髪をとかして、制服を着て、準備して。 一階に降りるとママと龍(弟)の姿。 「おはよう!」 「ねぇちゃん、目腫れてるよ。」 「あら!本当。」 二人は心配そうに私を見る。 「あんま突っ込まないでくれる?昨日振られたんだからぁー。」 二人に心配は掛けたくないし、てか掛ける必要ないし。 ピーンポーン チャイムが鳴る。 *