体育祭の休み明けの月曜日…。




から3日…。



色んな男の子に告白されてる。




なぜかはわからないけど。



「あたし…彼氏いるんで」




って今日も言う。



これで何回と同じ言葉を吐くかな。




「…だよねぇ」
「ごめんなさぃ」



一礼して、あたしは教室に駆け込む。





「告白だった?」
「…うん」
「言ったじゃん!体育祭の日」
「え?」
「覚えてない?ほら、告白されるって」
「…あぁ~覚えてる」
「が、今の状況のことだよ」
「そうだったんだ」
「そうよ」




咲はあたしの隣に座る。





「自覚ないよねぇ」
「え?」
「だから~自分に自覚なし?」
「自覚って…なにが?」
「はぁ。ダメだ。鈍感女」
「…なによぉ」




咲は爆笑してた。