数分間頑張って踊った…。




「みんな!お疲れ様、よく頑張ったね」
『はい』
「結果はどうであれ、今日が1番輝いてたよ」





あたしたちは涙を流してた。



「このメンバーで踊れたこと…凄く嬉しくて、幸せだったよ」
『はい!』
「じゃ…解散」




あたしたちは各自の場所へと戻っていった。




「子音!お疲れ~」
「咲ぃ~」
「よしよし。凄くよかったよ」
「うん」
「子音が1番可愛かった♪」
「…うん」
「告白されると思うから…頑張って」
「…はぃ?」





あのぉ…
あたし感動して涙を流してたんですよ
でも…今の言葉はなんですか!?
いきなり…
咲さん???




咲は笑顔でいなくなった。




すっかり涙も止まってた。




「安達先輩っ!」
「…このあいだの…」
「はいっ。あ、名前言ってなかったですよね?」
「そうだね」
「楓です!柚木楓です」
「楓、君」
「はい!んで、チア見ました!!すんごく目立ってましたよ」
「あ、ありがと」




勢いが強いなぁ~
楓君