「翔真君、おはよ!」
「はよ」




クラスメイトの女に挨拶して、



ダチを探す。




いつもなら来てる時間だよな?
あ…鞄あんじゃん
来てるんだ…瑞乃




ずっとダチ、で通してきたけど、




俺のダチの名前は、


綾土瑞乃




俺はダチがいきそうな場所を探した。





ふと俺は階段下で足を止めた。



それはダチの声が聞こえたから。




「俺さ…ずっと好きだったんだ」





お!?
あいつ告白中かよ!!
俺に相談くらいしろよなぁ




俺は女の返事を待った。




でも…


女の声は俺の大スキな、



あの人の声だった。