あたしは翔真が見えなくなるまで見送って、



家に入った。








+゜+゜+゜




「おはよ、咲」
「おはよぉ~」



下駄箱で咲と会った。




「咲ぃ、あのね」
「テンション高いね~」
「だって…乗せてもらったもん」
「…後ろに!?」




咲は驚いたような顔であたしを見る。



「うん!」
「へぇ~本命の彼女だ、ってことだね」
「うん//」
「照れちゃって、可愛い」




咲と教室につく。




「子音ちゃん!」
「…瑞乃君」





笑顔で呼ばれた。




その相手は…



翔真の友達の子だった。