トボトボ長い廊下を歩く。




周りから見れば、迷惑な女。







+゜+゜+゜




放課後…。



先生に頼まれたプリントをダンボールいっぱい運んでいた。




前が見えるか、見えない感じで歩く。





階段を下りてすぐの教室。



そこにプリントを運べばいいだけ。





あたしが階段を下りようとしたとき…




「安達さん♪」
「…っ」
「そんな驚いた顔しなくてもぉ~」
「な、なに?」
「今日でおしまいね」
「なにが?」
「あなたの人生よ」
「は?」
「その可愛い顔にさよならを告げる日よ」
「なに言って…」




すると3人の女の子たちが近づいてきた。




な、なに!??
落とす気!?




後ろは階段…

手にはダンボール箱…。