何で宮沢だけは大丈夫なのか分からないけど、至近距離で宮沢の笑い声を聞いても、気分が悪くなったりは絶対にしなかった。
過呼吸を起こして背中を擦られたって、嫌悪感を抱いたりはしない。
宮沢は助けてくれた人。
私の脳は無意識にそう考え、宮沢に対して拒否反応を起こさないようになってるのかもしれない。
「……なぁ、たまには休むのも必要じゃねぇか?」
屋上の扉が見える階段の踊り場で、もう何度目か分からない過呼吸が治まった後、宮沢がそう言った。
私は涙を拭きながら宮沢の顔を見上げ、口を開く。
「嫌だ。一回でも休んだら負けた事になる」
「負けって……何にだよ?」
「……アイツらに」
そう言葉を吐き出した途端、止まっていたはずの涙が再びポロポロと流れ落ちた。
過呼吸を起こして背中を擦られたって、嫌悪感を抱いたりはしない。
宮沢は助けてくれた人。
私の脳は無意識にそう考え、宮沢に対して拒否反応を起こさないようになってるのかもしれない。
「……なぁ、たまには休むのも必要じゃねぇか?」
屋上の扉が見える階段の踊り場で、もう何度目か分からない過呼吸が治まった後、宮沢がそう言った。
私は涙を拭きながら宮沢の顔を見上げ、口を開く。
「嫌だ。一回でも休んだら負けた事になる」
「負けって……何にだよ?」
「……アイツらに」
そう言葉を吐き出した途端、止まっていたはずの涙が再びポロポロと流れ落ちた。

