最後の恋はアナタの隣で

そう――高を括っていた私が再び過呼吸を起こしたのは、翌日の事。


お昼休みに宮沢と一緒に向かった屋上で、扉を開けた瞬間に目眩と吐き気と動悸に襲われた。


急いで扉を閉めた宮沢は、苦しさで涙を流す私の背中を擦りながら、何度も「大丈夫」と繰り返した。


そして、「ゆっくり浅く息吸って、ゆっくり全部吐き出せ」って、私の呼吸が落ち着くまで言い続けてくれた。


正直、甘く考えていたと思う。


最後までされてないから大丈夫って、そう思ってたのは大きな間違いだったと思う。


私は強くなんてなかった。


普通の女の子だった。


頭ではそれを理解し始めてたけど――やっぱり虚勢は捨てきれなくて。


何度も屋上に行こうとチャレンジした。