最後の恋はアナタの隣で

辿り着いた屋上へと続く扉を開けると、強い陽射しに思わず目を細めた。


後ろ手で扉を閉め、屋上の真ん中あたりまで行って腰をおろす。


……お昼休みに宮沢が来る前にトイレを済ませておこうなんて、考えるんじゃなかった。


そう思い、自分の選択を後悔しながら、濡れた上履きを脱いでいると――…


「おー! まじでいた!」

――…背後の扉が勢い良く開いて声が聞こえ、振り返った先の光景に私は呆然とした。


目の前に現れたのは同級生の男子達。


その人数は五名で――私も馬鹿じゃないから、この状況がヤバイっていう事は分かる。


「そんなわざとらしく驚いた顔すんなって。こういうの慣れてるんだろ?」

ギャハハハ――と、汚い笑い声をあげながら、私に近付いてくる男子達。