最後の恋はアナタの隣で

私の後を追うようにして入って来たユカリは扉を閉め、対面に座る。


「……で、話って何?」

ユカリが座ったと同時に私がそう問い掛けると、ユカリは少し間を空けてから口を開いた。


「あの……さ。その……春樹さんとはまだ付き合ってるの?」

「付き合ってるけど」

「そっか……そうだよね」

「……そんな事聞いてどうすんの?」

「え? あ……別に意味はないんだけど……」

「何それ? どういう事? 話があって声掛けてきたんじゃないの?」

「そう……なんだけど……」

思わず眉を寄せた私に、目を泳がせて下唇を噛むユカリ。


何がしたいのか分からず、私は大きな溜息を吐き出した。


それから数分ほど、意味のない沈黙の時間が続き――…