「まじでビックリしたぁ。カシスオレンジには劣るけど美味しいね。こっちの赤ワインっていうやつも美味しいの?」
「いや、涼は多分飲めないと思う」
「何で? ウイスキーみたいな味がするの?」
「ウイスキーとはまた違うけど、苦手な味かもしれねぇんだ。試しに飲んでみるか?」
「……ううん。やめとく」
「そっか。じゃあ赤ワインは俺が飲むから、こっちは全部涼が飲んでいいぞ」
「本当!? ありがとう!」
春樹さんに笑顔でお礼を言って、ワイングラスに残ってる分を一気に飲み干した私は、春樹さんにお代わりを注いでもらった。
その二杯目がもう少しでなくなりそうになった頃。
ウェイターが全テーブルに前菜を配り終え、船が港から静かに出航した。
「いや、涼は多分飲めないと思う」
「何で? ウイスキーみたいな味がするの?」
「ウイスキーとはまた違うけど、苦手な味かもしれねぇんだ。試しに飲んでみるか?」
「……ううん。やめとく」
「そっか。じゃあ赤ワインは俺が飲むから、こっちは全部涼が飲んでいいぞ」
「本当!? ありがとう!」
春樹さんに笑顔でお礼を言って、ワイングラスに残ってる分を一気に飲み干した私は、春樹さんにお代わりを注いでもらった。
その二杯目がもう少しでなくなりそうになった頃。
ウェイターが全テーブルに前菜を配り終え、船が港から静かに出航した。

