それを見てやっぱり春樹さんの策略だったんだと分かったけど、この記念日デートの為にわざわざ千秋にお願いしてくれた春樹さんの優しさも充分分かってたから、小言を言うのはやめておいた。
ブランドショップから千秋のお店までは歩いていける距離で、春樹さんと他愛もないお喋りをしながら歩いていると、あっという間に到着した。
お店の外の照明は全部消えていて、滝のように流れていた水も今日は止まったままで。
扉の中央にぶら下がってる“close”と書かれたプレートを目にした私は、本当に私達だけの為に開けてくれてるんだなと実感し、有難い気分になった。
「涼ちゃん、久しぶりだね」
春樹さんの後について店内に入るなり、バーカウンターの中に立っていた千秋が、綺麗な笑顔で出迎えてくれた。
ブランドショップから千秋のお店までは歩いていける距離で、春樹さんと他愛もないお喋りをしながら歩いていると、あっという間に到着した。
お店の外の照明は全部消えていて、滝のように流れていた水も今日は止まったままで。
扉の中央にぶら下がってる“close”と書かれたプレートを目にした私は、本当に私達だけの為に開けてくれてるんだなと実感し、有難い気分になった。
「涼ちゃん、久しぶりだね」
春樹さんの後について店内に入るなり、バーカウンターの中に立っていた千秋が、綺麗な笑顔で出迎えてくれた。

