「日曜はあっちの店も定休で、今日は千秋に頼んで貸切で開けてもらったんだよ。だから他の従業員はいない」
そう言って春樹さんは私の手を握り、「んで、どうする?」と付け足して小首を傾げると、
「千秋はもう店にいるらしいけど、行く? 行かない?」
選択肢を与えてくれてるようで――全く与えてくれてない聞き方をする。
こんな聞き方をされたら「行かない」なんて言えるはずがない。
私達だけの為にお店を開けて待っててくれてる千秋がいるのに、その厚意を無駄にするような事を言えるわけがない。
だから。
「行く! 行きます! 行かせて頂きます!」
私が焦ってそう言うと、春樹さんは「単純だな」と言ってクスクス笑った。
そう言って春樹さんは私の手を握り、「んで、どうする?」と付け足して小首を傾げると、
「千秋はもう店にいるらしいけど、行く? 行かない?」
選択肢を与えてくれてるようで――全く与えてくれてない聞き方をする。
こんな聞き方をされたら「行かない」なんて言えるはずがない。
私達だけの為にお店を開けて待っててくれてる千秋がいるのに、その厚意を無駄にするような事を言えるわけがない。
だから。
「行く! 行きます! 行かせて頂きます!」
私が焦ってそう言うと、春樹さんは「単純だな」と言ってクスクス笑った。

