最後の恋はアナタの隣で

おまけに、陳列されたドレスやアクセサリーの整理をしてる店員も綺麗に着飾ってて――周りに比べたら私はまるで田舎のイモ女だ。


「これなら大丈夫だな。良いか?」

店内に入って五分くらいで私に着せるドレスを選び終わった春樹さんが、こんなイモ女にわざわざ確認をとってくれた。


だけど泣きたいくらい早く外に出たかった私は、春樹さんがせっかく選んでくれたドレスを見もしないで、


「……いいですよー」

いじけた風に答える。


「何で機嫌悪いんだ?」

「……早くここから出たい」

「気分悪いのか?」

「そんな感じ。イモは居心地が悪い」

「イモ……?」

私の言葉に目を点にしながら、春樹さんはドレスを持って一人でレジに向かう。