好きの次は?





――――ザワザワ―ザワザワ――


「‥‥‥はぁ。」

祐輔の家から出たのは

いいけど、

家には帰りたくない。

真貴斗‥さんが居るから

まだ、街をフラついた方が

マシな気がした。





1人でしばらく歩いていると

後ろから声をかけられた。


「ちょっーといいすかっ?!」

茶髪で若くてホストみたいな、

スーツを着た人だった‥

「‥‥‥はい?」

「あっすいませーんっ。少しあっちの店で飲みません?」

明らかに勧誘。。

面倒くさいな‥‥‥‥

「いえ、いいわ。」

「ぇえ〜、、そんなお金かかりませんから行きましょうよ!」


私は男の話を無視して、

スタスタと歩き出した。

男は諦めが早くて

すぐに他の人に

声をかけはじめた。








適当な店に入る。

なんだかお洒落な

バーに入った‥‥。




店に入ると、

カウンターだけの店で

カウンターの中には

マスターらしき人が

1人だけ居た。



私を見ると、

営業スマイルで

ニッコリと笑いかけながら
「いらっしゃいませ。」

と言い、席まで案内してくれた。